製造の流れ 1.大豆浸水 1晩水に浸すというのが通常ですが、当社では数時間のみ水に浸すという独自の手法を取っています。 長時間水に浸しすぎると、大豆が余分な水分を吸ってしまい、完成後の風味に影響が出てしまいます。 そのため、浸水の段階からこだわって製造しています。 2.煮る 大豆を鍋に入れて煮ます。 煮る時間が長くても短くても、テンペに適した硬さにはなりません。 厳密に硬さをチェックしながら行います。 3.皮をむく 煮た大豆の皮をむきます。 大豆の薄皮が残っていると、テンペ菌が上手く発酵しない可能性があるためです。 4.洗浄 皮をむいた際に大豆の中に残っている余分な汁を取り除くため、丁寧に洗浄を行います。 5.水切り 発酵の際に水分が残っていると、発酵が遅れてしまうため十分に水気を切ります。 6.テンペ菌投入 大豆を発酵させるために、テンペ菌を大豆に投入します。 7.パック詰め テンペ菌を投入した大豆を、発酵させるためにパック詰めを行います。 パックには細かい穴が開いています。穴が開いていることで、発酵の際に生じるガスの放出と、 空気の供給を行い、発酵の工程がスムーズに進むようになります。 8.発酵 厳重に温湿度管理がされた専用の発酵室にて、30時間前後発酵させます。 9.冷凍 発酵が終わったテンペは熱を持っています。そのままでは発酵が進んでしまうため、 クールダウンを行ったのち即冷凍させます。 10.出荷 冷凍させたテンペを全国に発送します。 冷凍状態で発送するため、賞味期限は1年程度です。様々なお料理にご活用ください。